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ありがとうございました

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明日の最終戦が、現役ラストゲームとなる緒方さん。

明日だと、何かと忙しくなるであろうかと思い

練習中にお願いしてツーショットの先取りです。

現役の緒方さんとは、これが最初で最後のツーショット。

とても貴重な一枚です。


とうとう、緒方さんとはゆっくり話をすることなく終わってしまいました。

それが、僕の中では心残りです。

やっぱり、カープで緒方さんの存在は偉大。

恐れ多くて、近寄り難かったです。

それでも、緒方さんがいてくれたお陰で

カープ1年目の僕もチームの中でバカになれたし

頑張ることができた。

たった1年間でしたが、寡黙で真摯に野球に取り組む

緒方さんの背中を見てきたつもりです。


去年までは敵として戦い、見て来た緒方さん。

僕にない「パワーとスピード持った1番バッター」。

野村謙二郎さんと共に憧れの1番バッターでした。

特に96年は盗塁王を争っていて

僕は45個走ったんですが、緒方さんが50個走ってね。

その時、セカンドベースに来た緒方さんが一言

「お前、走るなよ」って。

その気迫に「はい」としか言いようがなく

まあ、仮に走ってもあの時は全然かなわないと思いました。

なんと言っても、盗塁する時のスタート時の爆発力と

ベース際のスライディングの早さがズバ抜けてた。

ショートやってると、ベースカバーに入って

それを目の当たりにするから良くわかる。

今で言ったら、阪神の赤星クンや巨人の鈴木クンかな。

当時の緒方さんはヘッドスライディングが多く

基本的にスライディングは頭から行くより足からの方が

断然早いと言われていますが

緒方さんは頭からでも、そのスピードが落ちなかった。

そこがすごい。

それに、頭からだと大ケガをする危険もあるので

多くの指導者は薦めないし、特に子供たちにはあまりマネしてほしくないこと。

けど、当時の僕はそれをマネしました。

「これだ!」と。

僕はそれまで足から行ってたんですが、

1,2塁間の盗塁時の歩幅が足からだと、どうしても合わない。

だから、ベース際で足を合わせるためスピードが落ちる。

これが僕のひとつの悩みでした。

それを、ヘッドスライディングにより解消できた。

僕の盗塁時のヘッドスライディングは、

言うまでもなく、きっかけは緒方さんです。


そんな緒方さんの引退。

さすがに「引退」の二文字は寂しいですけど

ひとつの時代を敵として戦い

最後の1年を一緒にプレーできたことを誇りに思います。


カープ一筋23年の男・緒方さんのラストゲーム。

明日は、心から「お疲れさまでした」

そして「ありがとうございました」と言いたいです。


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